「壊れると高く付く」  壊れると高く付くという一方で乗りっ放しのユーザーが多いので  不思議です。 「壊れてしまって高く付いた」という話は逆にあまり耳にしないよう  ですが・・・。  その答えは「壊れそうだから買い換えた」でしょうか?高いか安いかは   別にしても「壊れたので修理した」話が減っているように思います。  道路事情の改善と製品としての車の信頼性が向上している事、自動車メ  ーカーにとってはオーバー・クオリティという反省材料でもあるようで  すが、いずれにせよ誰かが何かに何となく言いくるめられてまだまだ使  える車をどんどん使い捨てにしている様な気がしています。車は機械で  すから使えば痛み、管理が悪ければ寿命が短い。これは従来から身近な  ユーザーの皆さんには何度もお話していることです。ただ、痛んだ処の  修繕費に関しては高いという「イメージ」だけが先行し、膨大な修理費  のイメージと新車の保証を天秤にかけてみるとなぜか何百万もの出費を  選んでいる、そんなケースが殆どの様です。実際の修理代は車の価格と  比べればうんと安いものです。当然のことですが。  そういうことがわかりつつも、実感として、そういった世界に入るのに  は、少しの時間と準備がその都度必要なのです。どうしても「賭け」の  ような要素が入ってきてしまいます。  知らなくても良いことがたくさんあります。  知っていると良いこともたくさんあります。  もっと自然に触れてほしいのです。自然に触れて、人間も生態系の一員  であり、自然に「生かしてもらっている」ことを知るべきです。  経済的にゼロ成長でも、ややマイナスの成長でも、人は幸せになれる。  そう思わない限りビオトープなどできません。  科学技術の発達によって暮らしが便利になり、医学の進歩によって人々  の寿命も延びた。テクノロジーの恩恵をフルに受けているのがいまの日  本人です。しかし、人間の幸せは別のところにあるのではないかと私は  思えてならない。  人々がこれ以上の便利さを求めるから、空港が増えて高速道路も延びる。  その代わりに自然が破壊される。しっとりとした情感を持った幸せを得  られるように生活の質、価値観を変えるべき時期に来ていると思うので  す。


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