タイヤの話 基礎知識

【タイヤの寿命】
何でできてるんだろう?
みなさんご存知でしょう。タイヤはゴムで出来ています。風船のように全部がゴムで出来ている訳ではなく、タイヤの骨組み(中身の構造)はゴム以外の色々なものが使われています。
「タイヤの見える部分や、みなさんが実際に使用する部分がゴムで出来ている」と言ったほうがいいでしょう。

【ゴムは劣化する】
机の引き出しを掃除していたら、古い消しゴムが出てきました。その消しゴムで文字を消してみましょう。さて新品と古い消しゴムとどちらが綺麗に文字が消えるでしょう。
答えは「新品の消しゴム」です。ゴムが古くなることによって劣化しゴムの粘りが無くなり硬くなってしまうからです。これはタイヤも同じです。古くなってしまったら本来の性能は発揮しません。

劣化してゴムが硬くなると減りにくくなります。「あまり減っていなから交換しなくてもいいや」なんて思っている人は危ないですよ。ゴムが硬くなると、グリップ(路面に対する摩擦:食い付き)が低下します。曲がり道などでスピードを出し過ぎると曲がりきれなかったり、ブレーキを踏んでも止まらなかったりします。 また、ゴムが硬くなることで小さなクッションを吸収しきれなくなりますので、乗り心地が悪くなります。しかも路面に硬いものが当たるワケですから、タイヤから発生するノイズは大きくなります。 タイヤは一定の期間で交換するのがベストだと言われています。タイヤは大切な人の命を乗せています。よく観察してみるべきでしょう。

【命は残り溝だけで判断できません】
全く走行していない新品のタイヤであっても寿命はやがて訪れます。古くなったタイヤにはシワが入ります。小さいシワから大きなシワまで無数のシワが発生します。そんなタイヤで走行するとシワが大きく広がり最悪の場合は破裂(バースト)します。タイヤには時間的な寿命があるのです。


【寿命はどのくらいなのか?】
タイヤ開発者の話では「3年・30,000km持てばいいでしょう」と言われる場合が多いです。使用年数が3年、もしくは走行距離30,000kmを越えた時点で、タイヤの性能が極端に落ちると判断していいでしょう。もちろん使用する車種、装着するタイヤ銘柄、車の保管状況などによって変わります。実際のところ走行距離に関しては大きく数字が変わってしまう場合が多いと思いますが、耐久年数に関しては比較的当てはまる場合が多いと思われます。
【空気圧の影響】
空気圧って?
車を支えているのはタイヤではなく空気圧です。車にタイヤを装着しても、空気を入れなければ車重によってペチャンコになってしまいます。これが不足していても、過剰に入っていても問題が発生します。この空気圧の調整で、どのような現象が起こるのでしょうか?

空気圧が変化するとどうなるか
意外と重要な空気圧。果たしてどのような作用をしているのでしょう。


燃費乗り心地グリップ減り方
高くする良くなる硬くなる悪くなる真ん中が減る
低くする悪くなる柔らかくなる良くなる端が減る

 
メーカー指定の空気圧
車に付属の取り扱い説明書や、ドアを開けた所に車に合った空気圧が記載されています。高級輸入車などは乗員の人数や、荷物の量によって空気圧を変更するよう推奨しています。これは自動車メーカーが、あらゆる状況を考えて算出したおすすめの空気圧です。この数値に空気圧を調整するのがベストだと言われています。 普通はメーカーが想定した使用方法で車を使えばいいのですが、実際のところは千差万別です。買い物にちょっと乗る程度、通勤に使う、高速道路などなど。上表をご覧になって、空気圧を調整する事が必要。それぞれ良い所と悪い所が共存しますので注意して調整してみましょう。 「これは駄目だ」と思ったら元通りに戻せばいいのですから。空気圧の調整が出来る場所はガソリンスタンド、カーディーラー、タイヤショップなどです。空気圧のチェックは大切な事です。ぜひ頻繁に調整・チェックしましょう。いくら良い車に乗っても、良いタイヤを買っても、空気圧の変化が大きく影響します。タイヤの減りにも影響し、快適かつ安心&安全な走行につながるのです。

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